お知らせ

□これでいいの?葬儀の質問コーナー□喪中はがきの書き方や投函の時期は?

ついに11月になりました!寒かったり、また暑かったりで今の季節は…?と思いますね。
今回はまさに今の時期から気になる、喪中はがきについてお伝えできればと思います。

喪中とは、故人様との別れを慈しみ、受け入れ、徐々に普段の生活へと戻していく時期になります。
故人様との関係性で時期が変わりますが、※()内は故人様との続き柄

配偶者:12~13カ月
一親等(両親・義両親・子・子の配偶者):12~13カ月
二親等(兄弟姉妹・兄弟姉妹の配偶者・祖父母・孫):3~6カ月

の期間と一般的に考えられています。
一概にこの期間というわけではなく、一人一人の気持ちで喪に服す時間をとって頂けたらと思います。
加えて、お寺の檀家になっている場合はそのお寺さんによって考え方が変わり、期間も変わるので、確認が必要です。気になる方は一度聞いてみてくださいね。

一般的に慶事を控えるのが礼儀とされており、年始の挨拶をする年賀状を出さない事を知らせるのが喪中はがきの役目となっています。
ですので、お知らせをするのは年賀状の準備を始める11月からです。

ちょうど年賀はがきが発売されますよね。
12月の中旬から郵便局で年賀状の受付が始まるので、受付前日までに届けられるとベターです。

喪中はがきの構成は以下が典型です。

 ①喪中につき年賀状を出せない旨を記す
 ②誰の喪中なのかを伝える(名前・続柄・亡くなった月・享年)
 ③生前に故人がお世話になったことへのお礼の言葉を述べる
 ④結びの挨拶
 ⑤日付・差出人住所氏名

ポイントとしては

・近況報告は書きません
(年賀状欠礼を伝えるはがきなので、特にお祝い事などは別の挨拶状や直接電話でお伝えしましょう)
・前文は省略
・「年賀」という言葉は使いません
・句読点をつけず、行頭の字下げを行いません
・数字は漢数字で表記
・シンプルなデザインで文字は薄墨


以上の事で、こちらに気を付けて頂ければと思います。

喪中はがきを送る相手は、年賀状でやり取りをしている方と葬儀に参列していただいた方になります。
ただ、喪中はプライベートなことなので、仕事関係で年賀状をやり取りしている方には、喪中はがきは出しません。
親戚の方にも送るのかを悩むかと思いますが、実際の関係性で考えて頂けたらと思います。
例えば物理的距離があったり、たまにしか連絡を取らない場合は送る、近居でいつもやり取りしている、遠居でも密に連絡を取ってお互いではがきはいいよねと確認が取れていたら送らないなど、関係性をみて決めて頂けたらと思います。


故人様を偲び、関係のあった方々との繋がりを大切に、これからの未来を過ごしていければと思います。

喪中はがきの作成でお困りのことがあれば、お手伝いいたしますのでお気軽にご連絡ください。

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監修:1級葬祭ディレクター 吉村

【奈良県南部の五條市、野迫川村、十津川村のお葬式、家族葬、社葬は 五條公益社 フューネラル和(なごみ)へ】